コロナ社会は御膳文化で乗り切ろう。

コロナウイルスのいるところでは、人と人との距離が近いとよくない。家庭の団欒、鍋を囲んで、この楽しい時間が危ないという。とすれば、もう一度、日本古来の食事方法に立ち返ってはどうか。
「箸を交えて、親と称す。禽獣にも劣る」。これは尊王攘夷の志士有馬新七が書き残した文章である。仲が良いから箸を交える。これはとり、けだものに劣る人間だという意味であって、西洋人はこうだから、追い払わなければならないといった。
そうすると、今の日本人は、多くの人が動物以下だということになる。ちょうど今、コロナが警告してくれたから、原点に立ち返って、昭和初期以前の食事方法を振り返ってみよう。
食事は御膳で、その前で正座して食べた。人との距離は1メートル以上開いていた。主人(家長)は一人で、または一段高いところで妻子から離れて食べていた。奥様に至っては、一緒に食べない人もいた。全員の食事が終わってから、一人で、台所(キッチン)で食べる。その時ドア、扉を閉めて食べる姿を見せない人もいた。
子供たちが声を出すと、叱られた。口に含んだ食べ物を見せるのは下品だと叱られた。つまりは、黙って食べろというしつけであった。今のよう、に子供が大声を上げて食べるというのは、論外であった。
一人で食べる。声を出さない、この方法は、日本文化の伝統であった。ここに立ちかえればよい。ただ一つ、畳、正座に立ち返ることはできない。とすれば、脚のない、重箱方式の御膳を机、テーブルの上に置くしかない。これで距離をあける。これが基準で、あとは応用、工夫次第になるだろう。家庭版コロナ撃退方法である。

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