世界各国における市民革命の時点

オランダ独立戦争、現地ではネーデルラント自由戦争という、が市民革命の先駆といわれるがこれは正しい。そうではないという学説が一つあるが、それは間違いである。それ以後、イギリス革命、ピューリタン革命と名誉革命、アメリカ独立革命と南北戦争、フランス大革命と七月革命、と続き、次にドイツ三月革命とドイツ統一戦争がそれになる。さらに、ここにイタリアと我が国日本が加わる。前者はリソルジメントと呼ばれるイタリア統一戦争、後者は1868年の討幕戦争と1871年の廃藩置県であった。その他の国は、20世紀に入ってからということになる。
つまり、日本はドイツ、イタリア並だというのであり、これが正しい位置づけになる。古代、中世にも限られた地域でのみの市民革命はあった。国家とは言えないほどの小さい地域、山、水、砂漠、草原に囲まれた地域、城壁都市などである。スイス、ヴェネチア、フィレンツエ、ㇻ・ロシエル、サマルカンドなど国際貿易の重要拠点であった。戦国時代の堺もその列に加わることができるだろう。これらの地域では、貿易商人、金融業者が権力の中心にいた。ただし、国家的規模の権力を握ることはなかった。逆に小国の悲しさで、征服されて滅ぶこともあったのである。

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