宗教と科学の接点5頭面接足礼

仏教、ヒンヅー教(ヒンドゥー教)、聖徳太子に共通のおじぎ

たった一つのおじぎですが、人類ならだれでも目指すことのできる、礼拝形式があります。ただし完成させる人は、何万人に一人くらいになるでしょう。とはいえ、これの爪の垢を煎じて飲んでいる人は、日本に数千、数万人はいるでしょう。しかも社会の指導的な地位にいる人に。そんなことは聞いたことはない。それはそうでしょう。密教部分ですから。これも宗教の中の科学的部分です。その呼び名が日本では、或いは漢字文化の世界では、「頭面接足礼」という。インド語では、「バッダ・コーナ・アーサナ」という。

聖徳太子が説いた座り方。

聖徳太子の「さんきょうぎしょう」は日本史に出てくるでしょう。三つの経典の解釈学です。その中にこれがあります。まずブッダに対するおじぎがあります。それから話が始まる。話の内容は顕教部分、誰にでもわかります。おじぎの仕方だけは、わからない。これなこうだというのが解釈学、これを聞いて、なるほどと人々が実行したものが、古代日本の上流階級の人々の中に広がった。それは何か、日本人なら誰でも知っている。「知ってはいるが意識していないもの」です。「お雛様すわり」です。菅原道真坐像、北条時頼坐像、足利将軍坐像など、中世でも正式の座り方として残されています。その後、忘れられていきます。インドでは今でも実行されてます。ご婦人でもこれをしている。靴や職人がこの座り方で仕事をする。彼らには前立腺障害がないと、ヨガの行者が書いていた。

真向法として現代に復活する。

江戸時代に一時期忘れられます。ただし、京都朝廷ではどうか。それはどうかわからないにしても、武士も商人も正座一色になりました。現代に入り、長井津という人が、仏典の中からこの座り方の意味を理解し、さらに4つの行法を追加して「真向法」という一種の健康体操を編み出した。当時は仏典から学んだものと言われていました。仏教の中の人体科学のようなものです。昭和後期になると、ヨーガ根本経典をはじめ、各種のヨガ教科書が出版されると、こちらにもそれはあるよという話になり、仏教に特有のものではなさそうだと思われ始めました。そうした傾向のせいか、仏典という部分は強調されなくなり、健康体操が前面に押し出されています。

頭面接足礼を解説すると。

まず足の裏を合わせます。すると膝が立ち、体は後ろにひっくり返りそうになります。足首をもってひっくり返るのを防止します。すると、猫背になります。これで「うん、うん」と頑張る。これが初期の姿勢です。やがて、猫背が解消されて、背骨はまっすぐになるが、ひざはまだ床上30センチくらいに上がったままになります。さらに上達すると、ひざが落ちてきて、20センチ、15cmと落ちてきます。これの理想はゼロセンチです。菅原道真坐像はゼロcmでした。これで終わりかというと、そうではなく、体を前に倒していきます。目標は、顔が開いた足の裏に接着するまで。この状態になって、手をまっすぐに伸ばして、上体をぴたりと水平に持っていくことです。これが完成形です。ここまでできれば一種の宗教的能力が出てくるのでは。この段階が、宗教的能力と人体科学の接点です。私個人は、今やっと、顔面が足の裏にぎりぎり接するようになりました。多分、完成形に到達することはないだろうと思っています。しかし、途中でも、健康効果はありますから、良いものに巡り合ったと思います。これが密教部分であり、ヨガ、ヒンズー教との共通部分であるわけです。

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