絶対主義均衡説という大間違い 続の2

エンゲルスが絶対主義の均衡説を唱え、これが科学的歴史観の中で、絶対主義についての定理として扱われた。疑問を呈すると、科学的歴史観に反対するのかと批判される。マルクスはどういっているのかと考えた。そうすると、一か所だけ、それは、大土地支配者の王朝だったと書いている文章を見つけた。しかしそれ以上議論も論証もしていない。俗にマルクス、エンゲルスというけれども、絶対主議については意見が違う。エンゲルスの均衡説ならば、天皇制絶対主義説を正当化できるが、マルクスの意見ならば、明治以後の日本は絶対主義ではないということになる。そうすると労農派に賛成することになるが、肝心の労農派が均衡説そのものに間違いはないいうのだkから、労農派に賛成といっても、こちら側から袋だたきにされてしまう。友人のなかでこういうことを口にし始めたが、これは不用意にしゃべると危ない、まだ18歳の少年だ。庇護者もいない。つぶされてしまう。こう考えてやめようかと思ったが、これは重大な真理であって、これに障害を賭けても悔いはないのではないかと思い出した。もともと東大の理科に入ったのは、この分野での真理の探究で何事かをなすという意気込みであった。それが歴史科学、社会科学の熱気の中で向きを変えて、ここで絶体間違いのない基本法則を確立したいと考えた。まずはヴェルサイユの貴族たちがどこに大領地をもっているか、これを実証することが重要であった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA