腎小細胞がんか、スキルス胃がんか?

これ以後、多くの人たちから、お見舞い、質問を受けました。妻に対しては、励まし、情緒的な慰めの言葉が大きかったように思います。しかし、私に対しては正確な病名の把握、それに対する正確な対応、この二つがなされているかどうか、場合によっては、夫としての責任を問うという姿勢の質問が大きかったように思います。
はじめのうちは、病院で聞かされたことをそのまま伝えていました。しかし、これが何分あいまいなわけです。「自分もよくわからないのです。この症状は初めての経験で、肺がんからの転移なら例はありますが、と先生が言われる」。こうわたしが説明しても、聞く方は「なんだかわけのわからない説明だな」というような顔をしています。
そのうち、ある知人が、「スキルス胃がん」というものがありますよ。劇症で、似ているようですが」と教えてくれました。「まさか胃がんが」と思いましたが、現実に胃がんの手術はしていました。大学病院でも胃がんの手術を前歴として報告していました。しかし、先生は「ふーん」という態度で、「それは関係ないだろう」という暗黙の態度でしたから、私も「そうだろうな」と思って、胃がんの手術は無関係と思い込んでいました。
しかしこの言葉で、「念のため調べてみるか」と思い、ネットで検索しました。そうすると、思いがけないことに、「これは本当に、スキルス胃がんではないか」と思うようになりました。泌尿器とは無関係と思っていたのに、スキルス胃がんの転移先に尿管がありました。「それだけでもつながるじゃないか」。

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