テレビ情報で進化するスキルス胃がん

2019年4月23日、妻が入院するまで、スキルス胃がんのことは知りませんでした。胃がんといえば、ポリープが大きくなるものだと思っていました。実は、約2年前、妻は胃がんの手術で入院しました。有名な大病院です。手術を受けるに至った理由は、体調不良とは無縁のものでした。知り合いの女性が、「今から。〇〇先生のところで、胃の内視鏡検査を受けに行ってくる」、といったので、「私も受けてみようかしら」という、単純なものでした。
ところが、「これは違うとは思うが、念のために組織検査に回しましょう」という先生の言葉であったといいます。2週間後に、「がんだとわかりましたから、紹介状を書きます」となって、大病院で手術を受けました。2017年9月7日のことでした。それに先立つ検査で、「転移はない」とのことでした。「転移はない。初期のものらしい。手術すればそれで終わり」と単純に考えました。1週間後、妻は元気に自分だけで帰ってきました。翌日から、何食わぬ顔で、様々な集まりに出ていきました。2018年10月、この病院で検査があり、「異常なし」との診断を聞きました。これで安心していたところ、半年後に、がんが牙をむいてきたのです。
皮肉なことに、その直後から、テレビで、スキルス胃がんが放映されるのを見るようになりました。ほとんどが、ドラマ、ミステリーものでです。これを宣告される。「残された時間で何かを」と焦る主人公。連続爆破、テロを計画する。別な主人公は、同性愛を実現しようとする、突然味覚が変わって犯罪につながる、連続殺人事件を起こす。それを追う刑事もこれにかかっていてで、血を吐きながら犯人を追い詰めるが、上司、組織のいうこととは聞かない。
「優れた人に多い。法を守る立場の人でも、破壊的になる。がん細胞の威力か」、「男に多いとは言うが、原因は何だろうか」と考え始めました。
ところが、数日前に、健康番組で、アルコールの害について解説している記事で、「胃の粘膜がただれ、でこぼこの状態になり、そこにピロリ菌が住み着くと、恐ろしいスキルス胃がんになります」というなれーしょんがでてきました。
「ああ、これか!」。これが私の心からの叫びです。ただしこれは「妻が酒飲みだ」といっているのではありません。酒飲みは男性に多い。妻は飲まない。それにもかかわらず該当する。なぜか。

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