第41条 動須相応 どうすそうおう

すべからく、相手の動きに対して、即応態勢で動くべし。これは究極の真理を表現したもので、正確にできたならば、名人の領域に入る。碁は相手の一着によって、性格ががらりと変わる。地で行くか、勢力、厚み、模様で行くか、相手の出方次第で、右に左に変化していくもの。手抜きして良いのか悪いのか、大場より急場七日、急場もどきにだまされず大場に先行するか、こういうつばぜり合いを、双方頭の中でやっているものと思えばよい。そこで、例えば、「私は地で行こう」、「私は中央志向で行こう」などとあらかじめ決めてしまって、そこにこだわるのは良くないと思えばよい。私などは、長い間、いわゆる木谷流にこだわってきた。そうではなくて、問題集にあるように、「この碁は地で行くべきか、模様に勝負をかけるべきものか」との設問に正しく答えられるように訓練していくのが良い。

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