心得次第で三段分違ってきた・5子局での経験

11月21日鎌倉山囲碁クラブで、3段から4段で打っている人に出会い、対戦しました。3か月ぶりでしょうか。5目置かせて、2連勝、それも30目ぐらいの勝ちでした。一回目はまだまぐれだと思ったでしょう。二回目にそうなったときショックを隠せなかったので、「あなたが下手になったわけではない」と慰めたのですが、それにしても詳しい説明をしなければ納得できるものではありません。「5子で30目負け、8目置けというわけ」といいたいのが目に見えています。
そこで私が今起こっていることを説明し、これはおそらくブログを書いたせいだろうといいました。ところが場所が鎌倉山、私が18歳の時手ほどきを受けた先輩笹田さんの近くです。つい話が弾んでしまいました。この笹田さん、木谷道場の弟子であったのが軍隊に引っ張られて、戦後浪人して東大に入ったのですが、夢捨てがたく、木谷道場にも出入りしていました。当時25歳、そこへ私が18歳で現れたのです駒場の寮で知り合ったのです。もちろん彼以外の人たちも碁を打っていました。寮の部屋がまるで碁会所のようになっていました。東大囲碁部がこのようにして始まったと後から聞かされましたが、私は半ば迷惑と思いつつ、笹田さんの話も聞いていたようです。呉清源、木谷実の新布石の研究などというのを情熱をこめてしゃべっていました。私については素質ありとみて、勢い込んで教えようとしてくれましたが、私は「学ならズンバ」と思っていましたので、「碁は趣味程度」と割り切って、碁の勉強は避けていました。その点、笹田さんの好意に対して、「ご期待に沿えなくて申し訳ない」という気持ちを持っています。
それから約60年、今になって、私が笹田さんの近くに住み、碁会に出席し、さらには笹田さんの隣に住みお母さんとも親しかったという人に出会いまし。なんだか、笹田さんの霊に引き寄せられているようですねといいながら、その人に対して、序盤の打ち方を指南し、最初の手直しをして、これの応用問題として打ってくれといいました。そうすると、なんと、一目の勝ちで収まりました。これには相手の絶句したようになりました。つまり、心得一つで、約三段分の上昇となりました。これで私にとっては、3回目の実証になります。

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