骨と骨の間をあける、これが基本

一年ぶりに健康診査、健康診断を受けました。86歳です。尿は極めてきれいですとほめられました。次にレントゲン写真を張り付けて、上から下へ見ていきます。姿勢が良いから、まあ大丈夫でしょうといわれました。
「何か心配事はありますか」と聞かれましたので、「友人の杖が気になります」といいました。大学時代の同級生で碁会を続けています。私86歳、皆は87歳ですが、去年の年末に3人杖を持ち始めました。「3回も転ぶと、杖を持たざるを得ない」という人もいます。これが86歳と87歳の違いか、そうであるとするならば、私もこの年末に杖を突くことになる。「行く道笑うな。来た道叱るな」と、古老から聞かされた言葉が妙に身に沁みます。「ああ、いよいよか」というわけです。
しかし、お医者さんはレントゲン写真を上から下まで注視して、「あなたは大丈夫ですよ」、「骨と骨との間が空いているから」といってくれました。「こういう風に、間が空いているでしょう。若い人と同じ、これが狭まると、神経が圧迫されて痛み出し、慢性病のもとになり、杖のお世話にもなる必要が出てくるのです。このまま骨と骨の間をあけておくようにしてください」。「はい、ありがとうございます」。
このようなやり取りで、機嫌よく帰ってきましたが、これからが大変です。どこかの部分が狭まったら、そこから痛み、故障が起きる。慌てて回復の試みをといっても、この年では回復不可能、「そこが寿命じゃよ」という「天の声が聞こえる」。
近代医学ですべての病気を根絶しても、この「骨と骨の間をあけておく」ことに失敗すると、「朝は4本、昼は2本、夜は3本」という永遠の真理から逃げることはできません。「さあどうしようか。体の全関節の間をあけておくには」、「失敗は許されない」、今こういう自問自答を繰り返しています。

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